内向型のメンタルブロック
こんにちは!Ray 慧です!
今日は、内向的な人が抱えやすいメンタルブロックについてお話ししていきますね!
参考書籍は、中村あやえもん著
『内向型の生き方戦略ー「社会から出て、境地を開拓する」という生き方提案』
という本です。
kindle unlimitedで無料で読めますので、興味ある方はぜひ読んでみてくださいね。
本題に入る前に、こちらの本で使われている言葉の意味について簡単にご説明します。
前の記事を読んでいただいた方は、読み飛ばしていただいて構いません。
キーワードの意味
境地開発型:
一般的に「内向型」といわれる人たち。
刺激に敏感に反応し、個性的。
独自の価値観をもち、好奇心に従って自由に生きる。
常識や固定観念に疑いを持ち、自分で考え感じて、納得できれば受け入れる。
新たな自分独自の道を切り拓きたい。オンリーワンを目指す。
目的のあるコミュニケーションを重視する。
ex) スティーブ・ジョブズ、エジソン、ナイチンゲール、アインシュタイン、岡本太郎 etc...
一般的に、私生活で「変人」と呼ばれるような人たちです。
社会維持型:
一般的に「外向型」といわれる人たち。
刺激に対して反応がニブい(決して悪い意味ではない)。
協調性を重んじ、チームプレイを好む。
集団と一体化することで喜びを得る。
既存の常識をスッと受け入れやすい。
社会の中で上のポジションを目指し、イス取りゲームに勝ち抜くことに魅力を感じる。ナンバーワンを目指す。
コミュニティ維持のためのコミュニケーションを重視する。
世の中8割はこちらの方といわれている。
一般的にいう「普通」の人。
境地: 既存の社会から離れた、前人未踏の世界。
それでは、本題に入ります!
社会にいる時間の長かった境地開拓型は、3つのメンタルブロックを持っている
1.「自分が変人であるという羞恥心」
これは説明しなくてもお分かりですよね。社会にいると私たちは相対的に変人となってしまいます。それを責められてきたわけですから、極々自然な心理です。
2. 「自分にはそんな特殊な能力はない」
これもやはり誤解です。
そもそも境地開拓型という個性の強い性質だからこそ、社会での我慢比べに勝てないのです。
我慢して個性をなくす生き方はは社会維持型で、好奇心のままに好きな事をやり個性を活かすのが境地開拓型です。
私たちは、境地開拓に特化した性質を持って生まれた生命体なのですから、社会維持型の人たちにできる「普通のこと」ができないのは当たり前です。
そもそも社会で生きられるようにつくられていないのですから。
だから、自分の好きなことや得意なことを活かして、思う存分好奇心の向く方向へ突っ走る方がよいわけです。
しかし、好奇心の向く方向は基本的にリスクのある場所です。社会的に価値がまだ認められていませんから、すぐに収益にはなりませんし、成功する保証もありません。片道切符で行き倒れてしまう可能性もあります。
ですが、境地開拓型はそのような場所でこそ、
「自分にしかできない」
「これが私の生きる目的だ」
「私には果たしたい使命がある」
というように、精神が生き生きと輝けるのです。
一度、生きる目的やビジョンを見つけてしまった境地開発型の人を、もう誰にも止めることはできません。その行動力をすさまじく、社会維持型に「ずっと家で誰とも会わずしゃべるな!!」と言うのと同じくらい無理なことなのです。
そうやってエネルギーに満ちていくと、自然とお金や生活の問題も解決できる余裕が生まれます。
今まで刷り込まれてきた「良い大学を出て、良い会社で働く。そうすれば幸せになれる」という固定観念を一度手放し、
「リスクは承知で好奇心の指し示す方向へ突っ走り、エネルギーを高くして、その結果生まれた余裕で、お金などの問題を解決する」でも十分にアリな選択だと思います。
3.「境地の方が刺激が強い」
これも残念ながら誤解です。
境地にいくほど人が少なくなります。
しかも同じ領域の境地には、価値観の極めて似ている人が集まりますので、心のつながる本当の仲間が得られて、もはや変人などではなくなります。
彼らは内向的な人が多く、その分無意味なベタベタした付き合いをせずに心理的な距離を保ってくれます。
それに、境地開拓のためには欠点指摘なんて無駄なことをしている暇はありません。皆、長所を見てくれるようになります。
だから、ありのままの自分が他人に受け入れられるので、社会で生きるよりも遥かにストレスが少ないのです。
しかも、境地開拓型は意味のあるストレスなら、社会維持型の何倍も忍耐力を発揮します。
ガンジーは典型的な境地開拓型ですが、インド独立のために非難されても投獄されても、信念を曲げず行動を続けられました。
あなたも、「真面目」と言われるような子供ではありませんでしたか?また、一見現実社会では役に立たないようなものに強く興味を持ってたくさん調べた!なんて経験はありませんか?
逆に社会維持型は良くも悪くも適当なので、あまり真面目といわれることはないし、そこまで熱中するようなこともありません。刺激の多い集団行動やお祭り騒ぎのほうがよっぽど楽しいと感じますからね。
真面目さと情熱は、あなたが目の前のことに、真摯に忍耐強く向き合ってきた何よりの証です。
しかも「忍耐」なんて言葉を使うのは違うな...と感じるくらい、苦しいというよりも楽しいという感覚ではありませんでしたか?
それが、境地開拓への適性をほのめかしています。
どうでしたか?
おっとりした柔らかい印象の表紙からはとても想像できないほど、広大な視点でかつ理知的な考察が書かれている本だったと思います。
同時に、今日の社会で疲弊しきり、泣くことさえも許されない圧力に必死に耐え抜いた私たちの心を、湯たんぽのような温かさで包み込んでくれる、優しい本でもありました。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば、私はhappy happyです😊
またいつでも遊びにきてくださいね🌸